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アメリカン・ボンデージの光と影

アメリカ製ボンデージの魅力とは、ファッション的な部分と使用しているアイテム類のバリエーションではないかとMikey本人は感じております。

日本のSMはエロチックな雰囲気が漂いますが、欧米のボンデージはファッショナブルなところやセクシー的な絵を"拘束した女性"を題材にジョン・ウィリーやアーヴィン・クロウが望んでいました。

映画『L.A.コンフィデンシャル』を観て頂ければ少々理解できると思いますが、ボンデージといった拘束に関してはアメリカは被虐的イメージが強いことも作用し'50年代に世論により発禁となりました。つまり暴力的な感覚がダメだということなのです。アーヴィン・クロウのピンナップボンデージモデルだった、ベティ・ペイジ(ベティ・ブーブのモデルとなった女性)は当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったにも拘わらず、アーヴィン・クロウの逮捕(確か猥褻画像を取扱っていたということだったかな!?)によって、全てのボンデージ関係の写真やネガが警察に押収され廃棄されてしまった…そこから女性を拘束する絵に関してはアンダーグラウンドなワールドで展開して行くことになってしまい、人気があったベティ・ペイジも次第にご隠居していき、'70年中期に現れたHOM(ハウス・オブ・ミラン)の登場まで、アメリカではボンデージは発禁となっていました。

HOMはゲリラ的にボンデージ写真集をドンドン発売して行くのですが、警察とはイタチごっこだったらしく、結局'80年代初頭に消えて行ったのです。

そこでHarmony社の出現である。ジェイソン・コード、マーク・マーといった監督が、Arrow Filmsというレーベルでサリー・ロバーツ、ローレル・ブレイク、テリー・マーティンといったボンデージモデル達を輩出して行きました。'80年代も後期になってからはシモーヌ・デボンブライアン・デイビスジェイ・エドワーズクリスティン・インボッシュなど、10年以上に渡って現在もボンデージ系に関しては一級路線を歩んでいる人達の出現が現在のアメリカン・ボンデージ・ワールドを支えてきているといっても過言ではないでしょう。今アメリカでのボンデージ・スーパースターといったら、アシュレイ・レニーでしょう。彼女は10代の頃からボンデージモデルを務めてきた人で、胸もシリコンではなく(笑)、ナチュラル・ダイナマイト・ボディの持ち主でしてボンデージ界で知らない人はモグリです(笑)。

ベティ・ペイジに関しては32歳でグラビアを引退したというのだが真偽はどうか不明。日本版月刊プレイボーイの1、2年前のバックナンバーで、彼女は独占インタビューに応じていたそうだが是非見てみたいところ。誰かバックナンバー持っている人いないかな!?

サリー・ロバーツは元々Arrow Filmsというところの専属ボンデージモデルで、この会社がHarmony社へ作品の販売権を売り'80年代中期に人気を博した。現在は権利が切れてClose-up社にて廉価価格としてビデオが販売中。サリーはボンデージモデル・オンリーで現在まで40本前後のボンデージビデオが世に出回ったが、1度たりとも乳首を魅せたトップレス姿に作品内でなったことがないのである。必ず下着姿か着衣状態なので…。ただ下着から乳首のポッチの膨らみが、拘束されて胸が強調された際に浮び上がったりしているシチュエーションに興奮した記憶があります。1、2度水着姿で縛られていた時にシャワーか水を浴びさせられた状況下で、乳首が透けて見えたのは最も興奮しましたが(苦笑)。

ローレル・ブレイクは地味でパッとしないボンデージモデルだったが、一応Arrow Filmsで数作に出演している。90年代に突入し、熟女期でもシモーヌ・デボン監督作品等のHarmony社ビデオへ出演していたが、後期より行方知れず…。サリー・ロバーツも同様だが、現在何をやっているのかな!?

テリー・マーティンはイギリス出身のモデルだそうで、本国ではファッションモデル等をこなしていたそうだが、アメリカへやってきて突然ヌードモデルをすることになる。1960年代はイギリス、'70年代に入ってからアメリカンドリームを夢見たかどうか知らないが、ヌード界に転向。その後、ラリー・フリント率いる成人誌『ハスラー』が全盛を誇り、表現の自由をアメリカに訴えたラリーをよそに、ヌード業界と対極にあったのがボンデージ&ディプシリンのSM的な業界が立ち上がってきたのだ。そっちでヌードボンデージモデルをテリーは行い、'80年代のビデオデッキ隆盛期にArrow Filmsを中心に細々と出演していたのだ。現在は公式ホームページを運営し、過去の美しかった時代の素材をweb販売している…。

サリー、ローレル、テリーの3人に共通するところは、アメリカで生活しているだけあって、30歳を超えた時点で、皆おデブちゃんになってしまったことかな。唯一、テリーはエクササイズ等で体系維持しているそうで、この中では一番細身なのだがサリーとローレルは昔の若かりし、可愛く美しい体系のまま自分の心に閉まっておきたいと感じさせられた(汗)。猿轡好きだったサリーの作品は今見ても色褪せないのだが…。